中学生の勉強方法

中学生の理科、物理の苦手解消方法。暗記のコツ伝授。

理科の物理分野は計算が多くて大変ですよね。図に描き入れる問題も出るので、面倒だと思います。けど、ポイントさえ押さえれば大丈夫です。テストでは、どういう問題が出やすいか、どう対策すればいいかを教えます。

 

単元別暗記方法

・光
光では、凸レンズの問題がよく出ます。物体を焦点よりも遠くに置いた場合と近くに置いた場合で、できる像が異なります。自分で凸レンズと焦点を描き、①焦点より遠い所に置いた場合、②焦点に置いた場合、③焦点より近い所に置いた場合、の3種類を描きわけて、それぞれの特徴をつかんでおきましょう。

・音
波の図を見て、音が大きいのか高いのか、わかるようにしましょう。また、ドップラー効果の意味は覚えておきましょう。音が壁に当たって何秒後に帰ってくるか、などの計算問題が出やすいです。「道のり=速さ×時間」の公式を使って、解けるように練習しましょう。1kmを1000mに直すなど、道のりと速さと時間の単位を合わせることを忘れないようにしましょう。

・電流、電圧
直列回路と並列回路で、それぞれの抵抗にかかる電流と電圧が異なることを覚えておきましょう。オームの法則を使う計算問題が出やすいです。自分で回路図に電流や電圧、抵抗を書き込んで、整理して解きましょう。また、ときどきですが、電流計と電圧計のつなぎ方、針の読み方が問われることがあります。電化製品などで聞いたことがあるワットとは、「W(ワット)=V(ボルト)×A(アンペア)」で計算できます。

・磁界
磁石のN極からS極に向けて、磁界が発生していることを押さえましょう。また、磁界が発生すると電流が流れます。右手の法則、右ねじの法則を覚えておきましょう。電磁誘導、直流・交流の意味まで理解したら、完ぺきです。

・物体の運動
まずは、物体に重力や垂直抗力などのどんな力がかかっているか、図に描きこめるようになりましょう。また、作用・反作用の法則、慣性の法則を理解しておきましょう。計算問題としては、等速直線運動が出やすいです。等速直線運動では速さは一定なので、時間に比例して距離が伸びることを理解しましょう。1秒間に50~60打点する記録タイマーを使って、物体の速さを求める問題も出やすいです。図を見て何秒間に何cm進んだかをまとめておいて、「道のり=速さ×時間」の公式より、瞬間の速さや平均の速さを計算しましょう。

・エネルギー
力学的エネルギー保存の法則を覚えましょう。位置エネルギーが最大のときは運動エネルギーが0で、運動エネルギーが最大のときは位置エネルギーが0となります。振り子の問題や坂道で物体を離す問題で出やすいです。

・仕事
力は、質量100gで約1N(ニュートン)であることを覚えましょう。仕事は、「J(ジュール)=N(ニュートン)×距離(m)」で計算します。このとき、移動した距離と同じ方向にはたらいた力のみで計算する点に注意しましょう。仕事率は、「W(ワット)=J(ジュール)÷時間(秒)」です。

 

まとめ

物理分野は、単位と公式を覚えておけば、計算問題が解けるようになります。単位を合わせる点にだけ注意しましょう。あとは、図に描き込むという作業ができるようになれば、理解しやすくなります。出題されやすい問題は決まっているので、似た問題を何回も解いて得意にしておきましょう。

中学生の理科(生物)の勉強方法は?

理科の生物分野は暗記だって言われますよね。けど、全部覚えなきゃいけないのかな、どこが重要かわからない、などの不安があると思います。そこで、暗記方法と重要ポイントをお伝えします。

生物の重要ポイントを単元別に

・植物
被子植物、裸子植物、などの植物の分類を覚えましょう。どの部分で分類されるかだけでなく、「アブラナは被子植物」、「イチョウは裸子植物」などの例も一緒に覚えましょう。テストでは、この植物を分類しなさい、という問題がよく出るからです。

・動物
草食動物と肉食動物の違いを聞かれることが多いです。たとえば、「草食動物は自分が食べられないようにするために周りを見渡さなければならないから、目が横についていて視野が広い」、「肉食動物は獲物を捕らえるために立体的に見えなければならないから、目が前についていて視野が狭い」などの理由と一緒に覚えると完ぺきです。

・細胞
細胞の色々な器官の名前を覚えるのは大変ですが、自分で図を描いたりして覚えましょう。特に、植物細胞と動物細胞の違いは聞かれることが多いので、整理しておきましょう。

・人間の器官
それぞれの器官の臓器の順番と機能を覚えましょう。たとえば、消化器官は、胃(分解)→小腸(栄養吸収)→大腸(水分吸収)という流れです。おおまかに流れを覚えてから、それぞれの臓器について、詳しく覚えていくとやりやすいです。

・細胞分裂・生殖
細胞分裂の順番は絵で描いて覚えましょう。また、体細胞分裂と減数分裂の違いがよく聞かれますので、整理しておきましょう。唯一計算が出てくるのが、遺伝です。テストや高校受験でよく問われます。メンデルの法則、優性の法則、分離の法則は覚えておきましょう。自分で遺伝の問題を解くときは、優性形質の遺伝子をA、劣性形質の遺伝子をaとして、図を描いて解いていきます。たとえば、AA×AaのときはA1A2×A3aと考えます。「A1A3」「A2A3」「A1a」「A2a」となるので、つまり「AA」が2つ、「Aa」が2つとなります。Aが優性形質の遺伝子なので、この場合はAaも優性の性質をもちます。そのため、AA×Aaの子はすべて優性の性質をもつということがわかります。慣れてきたら、A1A2と書かずに、そのままAAで考えられるといいです。

・実験
それぞれの分野では特徴のある実験があります。そこで出てくる装置や薬品の名前、実験の手順、なぜその現象が起きるのかを押さえておきましょう。たとえば、細胞の観察では、顕微鏡のそれぞれの部品の名前や使い方、細胞の核を染める染色液の名前(酢酸カーミン液など)を聞かれることが多いです。

 

まとめ

生物は暗記がメインです。ただ覚えるのは大変なので、理由づけしたり関連づけしたりして、覚えやすくしましょう。計算があるのは遺伝だけですので、そこは何回か解いて得意にしておくと楽です。人間の血液型もAとBが優性形質で、Oが劣性形質なのを理解しておくと、両親の血液型から子供の血液型が予想できるのです。友達の血液型を聞いて計算してみると、ご両親の血液型が予想できるので面白いのではないでしょうか。生物は身近なところに知識が転がっているので、自分の体や動植物などの周りの環境に興味を持ってみましょう。

中学生の理科(化学)の覚え方や、点数上昇のコツとは?

中学校の理科の化学分野は暗記8割、計算2割です。計算問題が解けるようになるには、しっかりと暗記することが重要です。そのため、ポイントをまとめてみましたので、参考にしてください。

 

各単元のポイント

・状態変化
固体-液体-気体の状態変化の際の用語を覚えておきましょう。体積は、固体<液体<気体となりますが、水の場合のみ固体>液体なので注意しましょう。

・溶液
溶質、溶媒、溶液の用語の関係を覚えましょう。計算問題として、質量パーセント濃度がよく問われます。「質量パーセント濃度(%)=溶質(g)÷溶液(g)×100」で計算できます。また、溶解度や飽和水溶液の用語も覚えておきましょう。

・化学反応(基礎)
まずは、よく出てくる元素記号を覚えましょう。そして、化学反応式はたくさん書いて、慣れましょう。→の左側と右側で元素の数を合わせましょう。

・化学反応(化合・分解)
よく出るのは、炭酸水素ナトリウムの加熱分解です。2NaHCO3→Na2CO3+H2O+CO2となります。この反応では水が発生するため、炭酸水素ナトリウムを入れた試験管の口を加熱部よりも少し下げる必要があります。なぜなら、加熱分解により発生した水が加熱部に流れると、試験管が割れる恐れがあるからです。このように、実験操作まで覚えたら完ぺきです。

・化学反応(酸化・還元)
酸化は酸素と結びつく反応、還元は酸素を失う反応だと考えます。酸化還元反応は同時に起こります。つまり、どちらかの物質が酸化したら、もう片方の物質が還元します。たとえば、酸化鉄の炭素による還元反応を考えると、FeO2+C→Fe+CO2となります。酸化鉄は酸素を失って還元していますが、炭素は酸素と結びついて酸化していることがわかります。

・化学反応(中和)
まず、酸とアルカリを覚えましょう。酸は水素イオンを出す物質です。たとえば、塩化水素は水に溶けると、HCl→H++Cl-となり、水素イオンH+が発生します。アルカリは水酸化イオンを出す物質です。たとえば、水酸化ナトリウムが水に溶けると、NaOH→Na++OH-となり、水酸化イオンOH-が発生します。中和とは、酸とアルカリが反応して、塩(えん)と水ができる反応です。水が発生するには、同じ量の水素イオンと水酸化イオンが必要となります。そのため、硫酸H2SO4のような水素イオンを2つもつ物質だと、アルカリが2倍量必要になります。

・化学反応(電気分解・電池)
電気を流すと、電流と逆の向きに電子が流れます。そのため、電気分解では陽極に陰イオンが、陰極に陽イオンが向かいます。たとえば、水の電気分解では、陽極:水から酸素と水素イオンと電子が発生、陰極:水素イオンから水素が発生します。電池では、この逆反応が起こります。つまり、正極で陽極の逆反応、負極で陰極の逆反応が起こります。

・質量保存の法則
反応の前後では、質量が変わらないという法則です。この法則にのっとって、計算問題が出されます。化学反応式を書いて、どの元素がどの元素と結びついているのかを理解して解きましょう。たとえば、銅の燃焼反応だったら、2Cu+O2→2CuOとなるので、銅と酸素が1:1で結びついていることがわかります。

 

まとめ

化学は元素記号を覚えて、たくさん化学反応式を書くのが重要です。いろいろな反応を化学反応式で書いてみましょう。計算問題は難しくないので、暗記を頑張りましょう。実験操作を問われることもあるので、学校で行う実験にも興味を持って取り組みましょう。