中学生の理科(化学)の覚え方や、点数上昇のコツとは?

中学校の理科の化学分野は暗記8割、計算2割です。計算問題が解けるようになるには、しっかりと暗記することが重要です。そのため、ポイントをまとめてみましたので、参考にしてください。

 

各単元のポイント

・状態変化
固体-液体-気体の状態変化の際の用語を覚えておきましょう。体積は、固体<液体<気体となりますが、水の場合のみ固体>液体なので注意しましょう。

・溶液
溶質、溶媒、溶液の用語の関係を覚えましょう。計算問題として、質量パーセント濃度がよく問われます。「質量パーセント濃度(%)=溶質(g)÷溶液(g)×100」で計算できます。また、溶解度や飽和水溶液の用語も覚えておきましょう。

・化学反応(基礎)
まずは、よく出てくる元素記号を覚えましょう。そして、化学反応式はたくさん書いて、慣れましょう。→の左側と右側で元素の数を合わせましょう。

・化学反応(化合・分解)
よく出るのは、炭酸水素ナトリウムの加熱分解です。2NaHCO3→Na2CO3+H2O+CO2となります。この反応では水が発生するため、炭酸水素ナトリウムを入れた試験管の口を加熱部よりも少し下げる必要があります。なぜなら、加熱分解により発生した水が加熱部に流れると、試験管が割れる恐れがあるからです。このように、実験操作まで覚えたら完ぺきです。

・化学反応(酸化・還元)
酸化は酸素と結びつく反応、還元は酸素を失う反応だと考えます。酸化還元反応は同時に起こります。つまり、どちらかの物質が酸化したら、もう片方の物質が還元します。たとえば、酸化鉄の炭素による還元反応を考えると、FeO2+C→Fe+CO2となります。酸化鉄は酸素を失って還元していますが、炭素は酸素と結びついて酸化していることがわかります。

・化学反応(中和)
まず、酸とアルカリを覚えましょう。酸は水素イオンを出す物質です。たとえば、塩化水素は水に溶けると、HCl→H++Cl-となり、水素イオンH+が発生します。アルカリは水酸化イオンを出す物質です。たとえば、水酸化ナトリウムが水に溶けると、NaOH→Na++OH-となり、水酸化イオンOH-が発生します。中和とは、酸とアルカリが反応して、塩(えん)と水ができる反応です。水が発生するには、同じ量の水素イオンと水酸化イオンが必要となります。そのため、硫酸H2SO4のような水素イオンを2つもつ物質だと、アルカリが2倍量必要になります。

・化学反応(電気分解・電池)
電気を流すと、電流と逆の向きに電子が流れます。そのため、電気分解では陽極に陰イオンが、陰極に陽イオンが向かいます。たとえば、水の電気分解では、陽極:水から酸素と水素イオンと電子が発生、陰極:水素イオンから水素が発生します。電池では、この逆反応が起こります。つまり、正極で陽極の逆反応、負極で陰極の逆反応が起こります。

・質量保存の法則
反応の前後では、質量が変わらないという法則です。この法則にのっとって、計算問題が出されます。化学反応式を書いて、どの元素がどの元素と結びついているのかを理解して解きましょう。たとえば、銅の燃焼反応だったら、2Cu+O2→2CuOとなるので、銅と酸素が1:1で結びついていることがわかります。

 

まとめ

化学は元素記号を覚えて、たくさん化学反応式を書くのが重要です。いろいろな反応を化学反応式で書いてみましょう。計算問題は難しくないので、暗記を頑張りましょう。実験操作を問われることもあるので、学校で行う実験にも興味を持って取り組みましょう。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*